[本のある風景]
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[生成りの表情] 「素材が1番えらい」という高山の思いを表紙にしました。 静かで力強く、だれの暮らしのどんな家具とも溶け合います。 |
[目で味わう] 料理のおいしさは見ることから始まります。 日本でたったひとりの料理スタイリスト高橋みどりが、気配という魔法のクロスを敷き、雄大な風景写真を得意とする大判カメラの鉄人齋藤圭吾が、山脈に向けると同じ眼差しで高山の料理を塩の一粒までを、写し取りました。 |
[下手でもいいから作って欲しい] どんなひとにも実際に料理を作ってもらえるよう、レシピの文章を見直しわかりやすくしました。また、情感の線を引く挿画家の川原真由美が料理の現場に自ら立ち合い、料理の手順を絵解きして本に可憐な花を添えました。 |
[おいしいを伝えたい] 料理はけして難しいものじゃない。どんなにか楽しいことか。 思いの丈を高山が短文にしたため、ささやかな香草としました。 |
[料理することに真っ直ぐな本] ブック・アートの鬼、ゴリゴリ立花文穂が本の内容にも深く立ち入り、余計な装飾や形容を一切許さないという贅を尽くして、大真面目な料理の本となりました。 料理するということを、高山の思いを1冊の美しい本に収めるために、立花は最後まで印刷所に原稿を渡しませんでした。 |
[目次より] すり鉢であたる ● モンゴルだれ ● スイートチリソース ● ごまみそマヨネーズ ● タプナード ● 大豆とクリームチーズのディップ ● 黒豆とブルーチーズのディップ ● ごまバター ● 塩だらのペースト ● 北欧風ポテトのお焼き ● ピーナッツミルク ● きゅうりのごまあえ ● ごはんの揚げ団子 粉をねる ● 丸パン ● プレーン食パン ● アイスボックスクッキー ● ぎょうざの皮 鍋でコトコト煮る ● 鶏ガラスープ ● 塩豚 ● 黒豆のゆで方 ● 大豆のゆで方 ● りんごとしょうがのジャム ● ジャマイカン・ジンジャー・シロップ ● 和風ハーブティー ほか、読み物数編 [仕様] 書名:高山なおみの料理 著者:高山なおみ 出版社:メディアファクトリー 定価:本体1600円(税別) 大きさ:A4変形、134ページ 発売:2003年2月14日 記号:ISBN4-8401-0710-6 *当ページの画文責はふくう食堂にあります。 |