2004年3月中

●2004年3月20日(土)しっとり雨

昨夜は、ばかに楽しかった。
赤澤さんも、丹治くんも、スイセイも、(言いたいことがたくさんあったんだよー、会いたかったんだよー)という感じで、全員がテンション高かった。
「みいは昨日すごかったのー」と、朝布団の中でスイセイが言っていたから、もしかして私がいちばん高かったのかも。
ふたりが帰ってしまってから、スイセイとワルツを踊ってべたべたしたのは覚えているが。
今日はもちろん二日酔いなので、3時まで寝ていた。
今、私はベトナムの原稿を書いているのだが、ちょうどよくベトナムの雨の日の夢をみた。そして、このことを書こうと思いながらもさらにベトナムの夢をむさぼった。
起きてから、原稿にそれを書き足す。
世の中は連休みたいだけれど、私はぼんやりと仕事をする。
あとで、次の撮影のレシピをまとめてしまう予定。
夜ごはんは、やさしい味のカレー、コールスロー。
カレールーを少ししか使わずに、コンソメで味をつけるというカレーだ。
これはちよじの実家のカレーがお手本。
すりおろしたじゃが芋でとろみをつけるんだが、これがまろやかになる味の決めてだ。
クウクウからもらったメルルーサの冷凍を発見したので、フライにしてカレーに入れた。

●2004年3月19日(金)快晴、暖かい

春っていう感じだ。
杏の花もほとんど散ってしまった。
昨夜、布団の中で「クウネル」をずっと読んでいて、4時になってしまったが、目覚めもすっきり爽やかで、私は今日もやけに元気だ。
「翼の王国」も「ダ・ヴィンチ」も、昨夜のうちに原稿を送っておいたので、「翼」の桃ちゃんから連絡がくる。
今回はけっこうあっさりOKが出た。ちょっとだけ直せばGOだ。
4時からは打合わせで、丹治くん、赤澤さんがいらっしゃる。
今、玄米を沖縄風豚角煮の煮汁に浸けている。
角煮の汁ってこくがあっておいしいから、捨てずに冷凍しておいた。
この汁で炊込みごはんっていうのを、ずっとやってみたかったのだ。
うまくいったら、丹治くんたちにお出しする予定。
打合わせが終わって、6時くらいからごはんを出す。
玄米の炊込みごはんって、いつもより時間をかけて(30分くらい)炊けば、うまく炊けることが分かった。
そして、汁に浸けて味を染み込ませておくのもポイントだ。
キャベツ塩もみ(みそマヨネーズのっけ)、小松菜おひたし(白ごま油、薄口しょうゆ)、スティックにんじん、ねぎとプロセスチーズのオムレツ、角煮味玄米ごはん。
冷蔵庫に何もなかったので、こんなメニューになったが、4人でおいしく食べながらビールを軽く飲んでいるうちに、だんだん飲みの態勢に。
ビールがなくなって、自家製梅酒、料理用の日本酒まで飲んでしまった。

●2004年3月18日(木)静かな雨

朝起きてメールをチェックしたら、ちいちゃんとハヅキの赤ん坊が無事生まれた知らせがきていた。
ふたりとも、クウクウの妹たちだ。
ちいちゃんは昨夜、ハヅキは今朝生まれた。
朝風呂に浸かりながら、私はつーっと涙があふれてきた。
この感動をしばらく忘れていたが、赤ん坊が生まれるって、世界を塗りかえるなー。
こんなに静かな染み入る雨の日、ふたりは別々の場所で、赤ん坊と寄り添いながら幸せをかみしめていることだろう。
今、私は、とてもとても嬉しい。
体の中がうずうずとして、とても仕事ができる感じじゃない。
昨夜寝る前に、自分が赤ん坊の時の写真をたまたま見ていた。
私は双子だから、ベッドにみっちゃんと二人で当たり前のように眠っている。
1ヶ月、3ヶ月とだんだん大きくなっていく自分の中に、こんな風になった今の自分のビジョンのかけらみたいなものはあるのか?と、じーっと見ていた。
あさて、今日の「徹子の部屋」にばななさんんが出る。
かぶりつきで見てしまいました。
ばななさんは、しばらくお会いしてない間に、ほんとうにすっかりお母さんの顔つきになっていた。
余計なものはいらない、っていう強くスッキリとした顔だ。
なんか私まで嬉しくなってきた。
ゲラの直しをひと通りやり、リーダーといっしょにちいちゃんの赤ん坊を見に行く。
ちいはユミちゃんと同じ助産院で産んだ。
今日もまた、玄関を入ったら、干し椎茸を煮ているようなおいしそうな匂いがして、温かく清潔な空気だった。
ちいは、陣痛が始まってから丸1日かかったというから心配していたが、元気で、スッキリとした綺麗な顔で、布団に寝ていた。肌がつやつやして艶っぽい。
隣では赤ん坊がスヤスヤと寝ている。
小さくて、きゅっと整っていて、すごくかわいい。
そして、しっかりと強い感じがする。生命が?。
新生児って、誰の子供を見てもやっぱりすごいなー。
てなわけで、帰りに西荻に出て、リーダーとぶたり「ムーハン」でチキンライスをおいしく食べる。ワインでちょっと乾杯したりして。
あー、私は嬉しい。
ハヅキの子はまだ見てないけれど、これで5人が全員無事に、元気な赤子を産んだのだ。
8時半に帰って来て、大急ぎでスイセイのごはんの支度をする。
カンパチのお刺し身、白菜、キャベツ、しいたけ、大根入りのスープ餃子、白いごはん。
まだ玄米をたのんでないので、今夜もまた白いごはんであった。

●2004年3月17日(水)晴れ、暖かく風強い

昨夜、ばななさんの「アルゼンチンババア」を読みながら寝た。
やっぱこれはかなりいい話だなー、と思いながら。
読み終わって、はたと気がついたのは、あの豪華な装丁の意味。
たぶんこれは遺跡なのだな。
人間が生きて暮し、考え、造り出した、キラキラした美しく素晴らしいものの痕跡。
そういうものたちの象徴なのだと思った。
さて、今朝は早起きした。
といっても9時半だが。
なんか、寝てられない感じだったのだ。
体の中からふつふつと、静かに沸き上がってくる感じ。
手始めに風呂場の大掃除をし、洗面所、トイレ、リビングと、どんどん掃除していった。
雑巾がけして、ワックスまで塗った。
雑誌を切り抜き、スクラップもやった。
何で私はこんなにやる気なんだろう。これが、春?ってことか。
この間ライブが終わってから、楽屋でタカシ君が言っていたこと。
「いやー、使い切っちゃったよ!」。
あの日は、全国ツアーの最終ライブだった。
私が好きな人たちというのは、感じることも出すことも、出し惜しみしないのだ。
体も心も擦りきれるまで、向こうが透き通って見えるまで、ざぶざぶと使い果たすのだ。
日にちがたつほどに、その言葉にじんわり励まされているらしいのです私は。
今ごろタカシ君は、ぼろ雑巾のようになってゆっくり眠っているだろうか、なんて思いながら、今日はずっと「日々のあわ」を聞いています。
さーて、そろそろ私も原稿を書かねば。
夜ごはんは、いかのワタ炒め、ほうれん草炒め(昨夜の残り)、大根とスルメのハリハリ漬け、かぶの浅漬け、豆腐の味噌汁(自家製ざる豆腐の残りで)、白いご飯、梅干し。
玄米を切らしてしまったので、今夜は白米にした。
梅干しを出してやったら、スイセイは銀シャリがたいへんおいしかったみたい。

●2004年3月16日(火)曇りがちの晴れ

風呂場の方はまだ8分咲きだが、庭の方の杏はもう花びらが風に舞っている。
今日はツグミが1羽、メジロが4羽くらいで遊びに来ていた。
今、私のブームは、鳥と音楽と花と草原と土みたいだ。
ブームっていうのは、無意識に自分でそういう匂いのするものを呼び集めてしまう結果なのだな、と昨夜「星の牧場」を読んでいて思った。
それは、今やっている仕事の内容にも、人間関係にもとても関係があるみたい。
「星の牧場」を図書館で選んだのも、きっとそういうことなのだ。
スイセイは昨日、「もう今年もほとんど終わったような気がするの〜」と言っていた。
それはスイセイの今のブームに関係があるのだろう。
確定申告がやっと終わったことに、すごく関係があるのだ。
最近私は、スカーン、スカーンと気持のいいほど仕事を断っている。
今日もふたつ断らせていただいたが、自分がやりたいことがどんどんはっきりしてきたので、出来ないこともはっきりしてしまうという感じなのだ。
贅沢なことかもしれないが、体と頭はひとつしかないし、やりたいことを濃く深く煮詰めていきたいので。
というか、私はぎゅうぎゅうに詰められると、何もできなくなってしまうような気がするのだ。
たっぷり時間をとって、余計なこともしていると、その中にも大事な発見があって、つながっていることに気がついたりするから、普段ののほほん生活もあなどれないのだ。
ノン・センスということを最近よく思うが、頭の思考ではつながらない事がらが、感覚的にスッとつながって、ひらめいてしまうことがあるんです。
それは、ボケ老人がけっこう普通にやっている、意識レベルのことのような気もする。
というわけで、本の原稿を何度も書き直しながら、今日やっと形になった。
これをこんどの打ち合わせで、たたき台にする予定。
夜ごはんに、試作でおぼろ豆腐を作ってみた。
温度計で計りながらやったら、こんどは大成功でした。
すごくおいしい。
次は、温度計を使わなくても作れるように、頃合いを観察しながら作ってみよう。
豆腐キットには、電子レンジでチンすると書いてあるが、鍋で作った方がぜったいに楽しいし、おいしいと思う。
中学の時、理科の実験で作った豆腐を思い出した。
高野君という私が好きだった男子は、こっそり醤油を持ってきていて(ガラスの小さな醤油さし)、先生に怒られていた。
夜ごはんは、おぼろ豆腐、ハンバーグ(残りものを温めた)、ほうれん草のバター炒め、れんこんのフライパン焼き、ぜんまいと糸こんにゃくの煮物(残り物)、里芋の味噌汁、納豆、玄米。

●2004年3月15日(月)快晴

朝起きて風呂に入り、ひさびさに洗濯をする。
風呂場の杏の木に、今日はツグミがひとりで遊びに来ていた。
地味な鳥だけど、近くで見るとすごく綺麗。
センスのいい着物姿みたい。
その後、鳩も1羽で来ていた。
トイレから出てまた見たら、まだいた。
枝にとまってじっと動かない。
薄墨色みたいな胴体に、ぼかしの羽織を着て、目玉は橙色に黒い点だ。
じっとしていたら、案外、鳩も美しいのだな。
仕事をしようかと思ったが、なんだか体が冷えるので、毛布にくるまって「星の牧場」を読む。
光がいっぱいの部屋で、電気ストーブをつけて読みながら、遠くから工事の音が聞こえてくる。
鳥の声が聞こえ、窓を斜めに、すごいスピードで横切ってゆく。
そしてそのまま寝てしまう。
6時に起きました。
スイセイは隣でまだ寝ている。
このところ私たちは、3日連続で飲み疲れているのだ。
今日からしばらくは、ふたりきりで静かに暮らそう。
夜ごはんは、椎茸(清水さんの)のパスタ(にんにくをオリーブオイルで炒めて、アンチョビと醤油ちょっと)、さっと茹でたかぶのサラダ。
しいたけは、肉厚のまま大きくて味も濃く、肉のようであった。

●2004年3月14日(日)晴れ、暖かい

すごいお腹がぴーぴー。
だけど、私は元気だ。
今日はNHKホールに「ハナレグミ」を見に行くんです。
このところ、ずっと家でご飯を作っていなかった。
一昨日、炊くつもりで準備しておいた玄米。
とりあえず水に浸けたまま冷蔵庫に入れておいたのを炊く。
昆布と煮干しを浸けただし汁も、一昨日から冷蔵庫に入れておいた。
それも火にかけて味噌汁を作る。
鮭も焼く。
朝ごはんは、新玉ねぎとワカメの味噌汁、塩鮭、豆腐の炒り卵、玄米。
天気もいいし、お出掛け日和だ。
では、スイセイと行ってきます。
向こうで、りうとも落ち合う予定。
ライブ、行ってきました。
素晴らしかった。
しょっぱなから、タカシ君の声がスッカーンと出て、空中にポーンと放り上げられた。
北村さんの舞台美術ともぴったり合わさって、私は昼間の広い草原かどこかで聞いているような感じになった。
不規則に動きまわり、消えてゆく鳥の影(ちっぽけなモビールに光りを当てている影が、ばかでかくバックのスクリーンに映っている)の動きはダイナミックで、海の中の魚にも、空に吸いこまれる精子(人類の生命)のようにも見えた。
草原だから私は踊り、空に向かってずっと大声で歌っていた。
時々ハモッたりして。
だってその草原には、みんな音楽が大好きで、みんな嬉しい気持をもって、みんながタカシ君とその仲間が大好きで、そこに集っているのだもの。
そしてだんだん夕方になり、夜になって演奏が終わる。
いちばん最後にたくさんの鳥たちが帰ってゆくシルエット。それは、私たち観客ひとりひとりの姿だなと思った。
ほとんど同じ形をした鳥の群れは、みんな同じ方向に帰ってゆくけれど、ひとりひとりの心の中には、いろいろな気持が詰まっている。そんな感じだった。
終わってから、ひさびさにクウクウの皆と飲む。
マスター行きつけの、おいしいそば屋さんで。
なんか、同窓会みたいでもあった。

●2004年3月13日(土)晴れ

今朝、大きい方の杏の木に、緑の鳥がきていた。
南国風のかぎ口の変な鳥。
鳴き方もキャーキャーしているし、羽の感じもペタッとして、ぶっくっと大きい。
たぶん蜜を吸っているんだと思うが、すごい勢いで花びらをむしっている。
私の好きなめじろって、柴犬のような可憐さがあるが、この鳥はいったい何?。
ぜんぜん可愛くない・・。
と思いながら、なるたけ見ないようにして洗濯物を干す。
昨夜は、歯医者の帰りに偶然中野さんに会って飲み始めたスイセイから呼びだされ、「のらぼう」に行った。
だから少し二日酔い。
今日は今日で、立花君の展示会に行くのです。
しかも、久家さんと立花君の兄ちゃんと立花くんとのギャラリートークがあるのだ。
ぴー。昨夜から私はわくわくそわそわしている。
行って来ました!。
川原さんと青木(「冷えとり毎日」の)さんも来ていて、ひさびさに会ったので別れがたく、「晩酌や」さんで飲んで帰って来た。今、11時半です。
あー、今日はいい日だったな。
展示会もすごくよかった。
会場の小さな部屋で、私は泣いた。
それは立花君がインスタレーションした部屋なのだけど、濱坡さんという画家の部屋でもあって、そしてふたりだけのものではなかった。
なんか、ものを作るということの張本人がそこにいるようだった。
あー、うまく書けやしない。
今日は、いいことがもうひとつあった。
初女さんから葉書がきていたんです。
この間のお礼に私の本をお送りしたから、そのお礼と、くうねるの原稿を読んでくださったお返事が書いてあった。
嬉しくて、何度も何度も読んだ。
この葉書は私の宝だ。

●2004年3月12日(金)曇り、寒い

清水さんの畑に行った。
前回は20日だったから、三週間ぶりぐらいかな。
畑の様子は、かなり変わっていた。
ハウスの中の春大根は、この間は貝割れの小さい状態だった(2月8日に種を蒔いた)のが、ずいぶん大根の葉っぱらしく丈夫になり、5センチくらいになっていた。
これから間引きだそうで、収穫は5月ですって。
春キャベツは11月にハウスで種まきして、大きくなってきたのを最近外に定植した。
これも、5月の収穫ですって。
前回、私たちがちょろっと菌打ちしたしいたけの潅木は、黒い編み目のシートをかけて日陰に積んでありました。
時々水をかけてやって、夏の暑い時には気を配り(しいたけ菌は40℃で死んでしまう)、めんどうをみて菌を育ててやる。それで、来年の10月くらいから出始めるのだそうだ。
今日のしいたけは「爆発したんです」と、清水さんがおっしゃっていたが、ほんとにバカでかくなっていた。しかも肉厚のまま。
昨日が暑くて20℃くらいになったから、1日でこんなになったんだそうだ。
8個くらい私はもいだ。
さて、今日はどうやって食べようかなー。
しいたけステーキにしようかな。
ところで、今日畑に行った目的は、「うなう」ためです。
トラクターで耕すんです。
もみ殻を炭にしたものを畑一面にまき(清水さんが午前中にやった)、その上をトラクターでもって土を掘り起こし、同時に整地する。
私も教わって運転してみた。
清水さんが乗っているのを横で見ていた時は、音がすごいし、おっかなかったんだけど、いざ乗ってみると案外だいじょうぶだった。
ぜんぜん真っ直ぐにできないし、のろいし、カーブもままならないんだけど。
自由自在に運転できるようになって、畑を縦横無尽に動けたら、とても気持ちいいだろうなーと思った。
うなった後の土は、す−っと真っ直ぐに平らで黒く、フカフカだ。
まるで布団のよう。
ほうれん草と小松菜を自分でぬいて、自転車をこいで帰って来ました。
この次は、枝豆の種まきだ。
「終わったら、桜の下で花見でもしましょうか」ですって。
「いつぐらいですかね?」と、自分のスケジュールのことを考えながら聞くと、「いやー、桜に聞いてみないと分かんないねー」と清水さんは答えた。
そうそうこういう感じ。これだよなーって思った。
なんか、いい気になっていたら自然にぶんなぐられるような感じ。
波照間島に暮らす人々もそうなのだ。
私はそこがすごく好きなのだ。

●2004年3月11日(木)晴れ、風が強いが暖かい

撮影で使う竹ざるを捜して、吉祥寺をうろうろする。
なかなかみつからなくて、でも暇だったのでのんびり捜す。
けっきょくクロワッサンの店にいいのがありました。
ついでに「アルネ」も買う。
スーパーで「お料理の先生ですか?」と聞かれ、「はい」と答えて足早に通り過ぎる私だったが、レジが終わって買ったものを袋に入れていたら、なぜか向かいにそのおばちゃんがいて、またしても話しかけられてしまった。
「あの〜、郁恵さんのテレビで中華を教えてらっしゃいますよね」と言われる。
いや、それはアーティーさんの間違いだぜ、おばちゃん・・・。
帰ってからは豆腐作りだ。
電子レンジでもできるというキットを買ってきたので、まずは鍋で無造作に作ってみた。
出来立てはどうにかおいしいが、ざるに上げてしばらくしたら、ぼそぼそとしてひじょうに舌ざわりが悪い。
だー。失敗であります。
たぶん、温度が高すぎたからだと思う。沸騰しつつあったもの。
明日、温度計でちゃんと計って、また作ってみようと思う。
失敗したボロボロ豆腐は、ごま油ちょっとで炒って、甘くして、卵を加えてほろほろの炒り豆腐に変身した。
夜ごはんは、ぜんまい(去年新潟の取材でいただいた干しぜんまいを、ゆうべからもどしておいた)と糸こんにゃくと牛肉の炒り煮、まぐろ中落ち、とろろ芋、はまぐりの潮汁、ほろほろ卵、玄米。
風呂から上がって窓を開け、ストレッチが気持ちいい季節になってきた。
っていうか、そろそろ私はジムに行かないとなー。



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